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被災者支援ネットワーク釧路の事業運営は、北海道新聞社会福祉振興基金,被災者受け入れ支援基金,公益法人コープさっぽろ福祉基金及び北海道NPOファンド助成金によって賄われています。
「巷論」釧路新聞8月27日掲載分
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       「巷論8月27日掲載分
     
    「安心釧路食材の定期便」
     震災からもう随分経過したという印象。実際にはまだ半年も経っておらず、原発事故も収束を見ていない。放出され続けている放射能のせいで日本の東側がどれほど甚大な影響や損失を受けたのか計り知れない。

     被災者支援活動も夏の母子保養に関しては、数日前、釧路市内に設けた被災者村から最後の二組が帰路についた。滞在した子どもたちは、のびのびと走り回り、お母さんたちは昨日まで他人だった人々と今日は親戚のように心を交し合って、しばしストレスから遠ざかる時間を得られたようだ。現地に戻れば放射能の除染作業に追われるだろうし、日々、放射線量を測りながらの生活が待っている。「安全な北海道で保養している間に、放射能が人体に与える影響や放射線量に関する認識を含め、落ち着いて勉強したい」との声が上がり、中学校理科教諭をお迎えして二度の勉強会を実施した。薄着の夏の間だけでもと放射能を逃れて疎開してくるほどの方々なので、基礎的な知識はすでにあり、質問の時間にはかなり専門的な質問が投げかけられた。
     「北海道では蛇口から出した水道水をそのまま飲んでもいいの?」と訊ねられたり、道ばたで草を摘むこと、砂場でしゃがむことさえも母親の顔色を見る子どもたちの反応に驚かされることがあった。世界に放出されてしまった放射能の影響は決して気の持ちようでどうにかなるものではない。私たち大人は、もう現実を覆い隠すことを許されない。今後、若い世代の人たちは自らの命と健康を英知を以って守らなければならないのだから。
     テレビの特集番組ほか、いくつかのメディアで被災者支援ネットワーク釧路と私の活動背景をご紹介いただいたお陰で、心ある釧路市民の皆様より滞在用提供物件や支援金をお寄せいただいた。すでに中・長期の滞在、移住を前提とした疎開についてのお問い合わせ・相談も始まっている。また、この夏、お迎えした方々とはこの後も長く丁寧に親戚としてお付き合いを続け、お子様たちが大きくなるまで見守りながら、お便りと共に釧路の野菜や海産物など安全な食材を定期便でお届けするお手伝いをしたい。

     被災者支援ネットワーク釧路事務局
     画家・美術講師 マシオン恵美香
    posted by: マシオン恵美香 | 関連新聞記事 | 10:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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